体軸とは!?
一般的に言われているこの「体軸」という表現。これは「正中感覚」と呼ばれるものです。
正中感覚とは、自分の体の中心(センターライン)がどこにあるのかという感覚。
私たちは、生まれてから立ち上がれるようになるまでに、体に組み込まれたいろいろな運動プログラムを消化していきます。
例えば、四つん這いは肩(肩甲帯)や股関節の臼蓋形成(関節の受け皿の形成)と安定化を目的としたものだし、オンギャーと泣くのは横隔膜の活性化や腹部の筋肉を安定させるためなのです。
こういった、各発育発達段階に応じた運動を自動的に消化していくからこそ、二本足で立ち、歩くと言った基本動作が備わります。
そして初期の発育段階で学習するといわれている「首がすわる」のが、実は体軸=正中感覚なのです。
そして正中感覚が備わるからこそ、寝返りのような動作が可能になります。
じゃあ、なぜ体軸が使えない人が多いのか?
「首がすわるって誰でもすわるはずなのに、なぜ体軸が使えなくなるの?」
という疑問を持たれることでしょう。その答えはスキャモンの成長曲線に隠されています。
横線は年齢、縦線は成長度を表したもの。
神経系(青線)の発達は4〜5才で成人の80%(6才で90%)といわれています。しかしながら私たちの体の成長は4、5才ほどの身長では終わりません。
では、一般(赤線)と呼ばれる身長や体重に関わる部分はどうでしょう。一旦急速 に発達しその後は次第に穏やかになりますが、二次成長が出現し始める思春期に再び急激に発達しています。
ここで起こるのがこんな問題。
身長が伸びていく過程で、ある程度の体を大きく自由に動かせる環境があれば、脳が新しい体の感覚(ボディマッピング=体の「どこに何があるのか」という感覚)を書き変えていくことができます。
しかしこの時期から就学時に差し掛かるので、運動量が減り、体への刺激が少なくなることで、書き換えがうまくいかないケースもしばしば見受けられます。
例えるなら、
・数年ぶりに、あの時よく食べに行っていたレストランに行こうと思ったらなくなっていた。
・古いカーナビを使っていたら、あったはずの道がなく、ないはずの道があって困る。
要するに、「脳と体のミスマッチ」みたいなものが起こるわけです。
だからこそ、コーチの指導の通りに体が動かせなかったり、頭の中のイメージと違った動きになったり、自分の体が自分の体ではなくなったような感覚に陥るということが起こります。
TRUNK BODYでは?
水を高い位置に水をあげて持つ事で身体を中心がわかります。
体軸とは、体をどこから使うのかという感覚です。
体を動かすには、まずこの「軸の感覚」が入っている方が効率的です。
トレーニングで鍛える前に、もう一度体の感覚を見つめ直してみましょう。
このように、ジムでは、様々なトレーニングを用意しております。
是非、体験入会をしてみてくださいね♪
改善プログラムを組みながらレクチャーしております。特に、ジュニアアスリートの育成で必要な体幹トレーニングをメインとしてマシーンや眼球トレーニングなどを取り入れながら、長年の経験と最新のスポーツ科学に基づいた指導で怪我をしない体作りをサポートします。
何かご質問などございましたら、気軽にお問い合わせください。
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