佐賀 ジュニアアスリート育成 体幹トレーニングの必要性 05

続ボディコントロールについて・・

 


運動神経が良いとは?空間と自身の位置関係を正確に感知すること


 

運動神経が良い、悪い。特にキッズ、ジュニアアスリートをもつ親御さんの関心も高いのではないでしょうか?

曖昧に語られがちな運動神経をいくつかの能力に分類し、それぞの特徴と伸ばすために何が必要かを解説しています。

すると誰でも才能を伸ばせることがわかります。

 

運動神経が良いとは?

私達は生まれて自然と寝返りをうち、ハイハイをして、立ち上がり、そのうち歩いたり走ったり出来るようになりますよね。

そして幼稚園生くらいになると、その子の運動神経がいいとか悪いがなんとなく見えてきます。

もちろん、先天的な運動神経の良さと努力の末に身につけた運動神経、どちらもあるでしょう。

しかし“運動神経が良い”ってどういう事なのでしょうか?

 

運動センスがあると形容される人達が兼ね備えている要素

 

  1. 瞬発力(短時間に大きな力を出せる)
  2. 持久力(心肺機能や筋持久力)
  3. リズム感(関節を動かすタイミング、効率の良さ、周りのタイミングと自分のタイミングのズレを理解)
  4. 空間認識能力(物体との遠近感、奥行き)
  5. 動作をミミックする能力(初めて見た動作をすぐ身体で表現出来る)
  6. バランス感覚(身体と地球との位置関係の把握と身体の位置修正)

 

 

このような能力のどれかが他人よりも秀でています。全てにおいて先天的に優れている人は天才と呼ばれ、元々そのような能力が生まれつき身についているのです。

しかし、天才はほんの一握りですよね。

そこで皆トレーニングや練習を積んで知らず知らずにこれらの能力を高めています。特に、以上の要素の中の3, 4, 5, 6は自分の身体感覚を研ぎ澄ますことによって向上します。

 

生まれながらの身体能力以外の大切なもの

3~6に共通するのは、“空間と自身の位置関係” を察知する能力が根底にあることです。例えば、自分の両腕を眼を閉じたまま真横に広げて、水平にするとします。自分が表現した水平はどのくらい正確でしょうか?人によっては数cm腕が落ちていたりすることがしばしばあります。

ここでのポイントは、“自分自身の腕が地面と水平である”という身体感覚と実際がどのくらいずれているかです。芸能人アスリート、武井壮さんもこのような事を言っていました。そしてこの表現が正確であればあるほど運動神経が良くなります。

どんな運動にもフォームがあり、始めは見た動きを真似るところから始まります。自分の想像した成功イメージ(フォーム)にどれだけ身体を似せることが出来るかが上達のキーとなります。これは自分の想像しているイメージに身体を重ねる事が出来るかどうかの空間と自身の位置関係をコントロールする技術なのです。

その技術こそが固有感覚に大きく依存するものであり、固有受容器によって感知されます。固有感覚を鍛えることこそが運動神経アップに繋がる重要なステップであり、その中でも自身の身体の重心と空間の位置関係を正確に判断する能力というのは不可欠です。

体軸の発達している人は、そのような位置関係が正確に素早く感知できるからこそ、

わざと重心を大きく崩したり修正したりして素晴らしいボディコントロールを実現出来るのです。

 

もし、能力に伸び悩んでいるアスリートがいるのであれば、一度運動神経が良い事の定義を考えなおしてみてください。

何がそのアスリートの飛躍を妨げているのかを見つけ出せるよう、ボディコントロールに重点を置いたトレーニングを取り入れてみることをお勧めします。

 

 

 


おまけ 武井流トレーニング方法 ボディコントロールの鍛え方


 

ボディコントロール=自分の体を思う通りに動かすこと
当時、水は普通に飲めるのに、ホームランになると出来ないことがとても不思議だったそうです。

そのためにはじめたのがボディコントロールを鍛えること!

1、目をつぶった状態で両腕を水平な位置に上げる。
2、まっすぐになっているか、数センチのずれも意識する。
この数センチのズレをまっすぐに出来るようになることで、まっすぐだけではなく数センチ上や下も体がわかるようになり、スポーツに活かすことが出来るようになるんだそうです!
3、横まっすぐが出来るようになったら上、斜めなどをやってみる。

ボディコントロールの効果

・ボディコントロールを鍛えると、手元を見なくても投げたものをキャッチできるようになる。
・どんなスポーツでも大体の動きはコピーでき、人よりも早くスポーツが上達できるようになる。

 

武井流速く走るコツ

武井さんがウサインボルトの走り方からボルトが実際にやっている走り方を考察した結果がこちらです!

1、足が地面についたらそのまま踏んばらずにすぐに足を地面から離し前に出す!
2、腕を振る反動を使って体の重さを軽くする。
★自分の体を常に軽い状態に出来るかが大切!!

3、スタートの時は足の筋力は使わずに、身体を前に倒したり腕を振ることで体重を移動させる。
・スタートの時はボーリングの玉のイメージ!叩くと痛いが転がすと簡単に滑って行く。

4、中間のスピードの時は地面を蹴るのではなく、地面を触るイメージで走る。
野球のボールは持ってから投げる、中間は野球のボールのイメージで。

5、トップスピードになってきたときは地面を思いっきり蹴って走る。
卓球のボールのイメージ!


 

個人的な感想ですが・・・イメージをする事がポイントかもしれません。武井さんは、何かをイメージトレーニングを自然としながら

体だけではなくイメージする事でこうなりたい・こうしたら良いと思うようにしているのかもしれませんね♪

言葉で言うのも良いのかもしれませんね。今以上の実力が発揮できるかもしれません。

 

いろいろな方法を試して、TRUNK BOY で開花するかもしれませんよー♪

 

 

気軽に体験やご質問もお待ちしております♪

 

 

 


特に、ジュニアアスリートの育成で必要な体幹トレーニングをメインとしております。細心の注意をもって、長年の経験と最新のスポーツ科学に基づいた指導で怪我をしない体作りをサポートします。


 

何かご質問などございましたら、気軽にお問い合わせください。

 

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