目のトレーニング方法


 

四つのボールで1つをキャッチ!

 

 

 

距離などの状況は子どもに応じて変えながら数種類のボールを投げ、色や大きさによって叩く、つかむ、よけるというトレーニング。

大きなボールが飛んできたら爆弾だからよけよう、黄色のボールは武器だからキャッチしよう、と。その判断の種類は3択の子もいれば、2択の子もいます。

観察していると、おもしろいですよ。利き手しか使えない子もいれば、両手を使う子もいます。

 

どうして子どもに応じて変えている?

 

理由はいくつかあります。単に視力が悪い子、そして、焦点合わせが苦手な子。なかでも、動くものに合わせることが苦手な子は多いです。手が合わないとか、ずれてしまうとか、距離感が合わないとか……最近増えているなと感じるのは、飛んでくるボールにうまく手が合わせられないこと。距離感も含めて、動く物体に焦点を合わせられない子は増えました。もっと根本的なことをいえば、自分が立っていること自体が不安定な子もいます。バランスが取れずにフラフラしていて1つ目の物体をキャッチしても、「はい、次」と言っている間にバランスを崩しているんです。だから、目が原因の場合も、体が原因の場合もあると実感しています。

 

目も筋肉で支えられているから凝り固まる

子どもなら、5㎝以内でも問題なく焦点を合わせられるようになります。40歳くらいの人でも10㎝以内なら全然可能です。だから、その距離以上離れて物体に焦点合わせができない人は、目の力が衰えている状態です。現代人はパソコンやスマホで眼球を支える筋肉が凝り固まっているので、目を寄せる力が衰えている人は多いです。
最近は、子どもでも10cm手前の物を見るのが難しいという子は増えています。子どもは俊敏で自分も小刻みに動き回るので、実は、目も動き回って当然なんです。それは遠近を含めて。例えば、友だちとジャングルジムで遊ぶのもめちゃくちゃ目を使っているはずなんです。360度、目も首も使ってキョロキョロすると思いますが、今の子たちはそういう遊びで鍛えることが少なくなっているようです。

 

 

ビジョントレーニングをやってどんな変化があるの?

球技をしている子が一番変化を感じているようです。相手や味方の位置が素早くわかるようになったとか、これは事例ですが、足が速くなったとか。その理由は、ビジョントレーニングの一環として軸づくりに取り組んでいるからだと思うんです。自分の体に軸がつくられるから正確な距離が測れるんです。ビジョントレーニングというと、どうしても眼球運動に注目が集まりがちですが、体全体のトレーニングも同時に行っています。
簡単にいうと、真っ直ぐに立って見る。視線は直線であり、それが見たいものへの最短距離になるわけです。それができて、自分が立っている環境、空間の中でどこにいるのかがはっきりするのだと思います。バスケットボールやサッカーはチームスポーツなので、相手や味方が入り混じっている中で「今自分がどこにいるのか?」が正確にわかれば「どこに動いたら一番いいパスをもらえるのか?」が判断できるようになります。そのためには、自分の軸がしっかりしないと相手や味方の正確な距離感は測れません。
地面をベースに、自分がこの地面のどこに立っているかを認識できることが基本です。そこから相手を何mの場所、何度の方向にいるかを測ります。これは何が基準かといえば、自分の軸と相手の軸ですし、人はその距離を自然に測っているんです。チームスポーツは味方と相手の数だけ軸があり、それをみんな認識してプレーしています。例えば、その軸がフニャフニャしていたらボヤッとした距離感の認識になります。だから、足が速くなった子も軸がしっかりしたから単純に体の動きが良くなり、さらにゴールまでの最短距離を走れるようになったから速くなったということなんだと思います。

 

 

 

 

 


改善プログラムを組みながらレクチャーしております。

特に、ジュニアアスリートの育成で必要な体幹トレーニングをメインとしてマシーンや眼球トレーニングなどを取り入れながら、長年の経験と最新のスポーツ科学に基づいた指導で怪我をしない体作りをサポートします。


 

何かご質問などございましたら、気軽にお問い合わせください。

 

 

 

 

 


野球塾の開催のお知らせ(12月)


 

 

開催日時: 12月22日  14時〜18時まで

 

対象:中学生〜小学1年生まで

内容:身体を痛めない投球練習や遠投、バッティングなどです。

 

いろんな学校の子供達が集まります。是非お問い合わせください。

 

 

詳しくは・・・電話連絡をお願い致します。

 

 

 

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